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離婚回避成功事例

離婚回避に成功した例

離婚回避に成功した事例を挙げてみます。

事例1:「自分が変わることで、相手も変わりました」

夫婦共働きしながら、子育てをしていました。
夫婦として日に日に会話がなくなり、平日には顔も見なくなっていました。
「夫も疲れているんだろうなぁ・・・」と、自分勝手に判断していました。

そのうち休日も仕事と言って出かける夫に不振感を抱き始めました。
休日は子供と遊ぶ夫だったのです。
その頃にはもう3ヶ月以上セックスレスの状態でした。
今までこんなに空いたことはなかったので心配になり、夜に寝ている夫の携帯電話をチェックしてみたら、会社の部下と不倫してることがわかりました。
怒り心頭、そのまま夫を起こして問い詰めました。夫の口から出てきた言葉は、「離婚してほしい・・・」

愕然としました。結婚して初めての浮気・・・離婚・・・。
それからというもの毎日毎日、夫の帰りを待っては問い詰めて罵声を浴びせていました。
夫はずっと黙っていました。「もう、終わりかな・・・」離婚の二文字が頭を過ぎりました。
でも、子供のためにも・・・離婚したくない。
まだ夫を愛している自分の気持ちに気づきました。

夫が浮気したのは夫のせいだけではないと思い、自分の言動を改め、接し方を見直しました。
不倫が発覚するまえのように普通に接しました。
少しずつ会話を増やしてみました。
夫も徐々にですが子供と遊ぶようになり、夫婦の会話も嫌がらずにするようになってくれました。
以前から子供と約束していたディズニーランドに家族で行きました。

その夜、夫婦で向き合い話しました。まだ離婚したいと思っているのかすごく不安でした。
夫は、家族は大事だと言ってくれました。子供と仕事に一生懸命な私を見てて寂しかったと言ってくれました。
たとえ夫婦でも気持ちが離れてしまうこと、それが意外と身近に潜んでいるということを勉強させられました。
自分が変われば相手も変わるということが理解できました。
これからはきちんと夫にも関心を持って接していくことを心掛けます。

事例2:「友達のような感覚でのコミュニケーション」

妻に浮気された悔しさと怒りで眠れない日が続きました。
もう妻のことが信用できないので離婚を真剣に考えました。
夫婦の会話は全く無くなり、顔を合わせることも無くなりました。
妻と二人で家にいるだけで息苦しく感じるようになりました。

気持ちの全てを吐き出さないと気が狂いそうで、話し合いの場を持ちました。
その場では、裏切られたショックから罵声を浴びせてしまいました。
妻は「浮気したことは悪いけど、ずっと離婚したいと考えてた・・・」と言ってきました。

冷静になってくると、浮気したこともよりも離婚を考えてたことの方が辛く思えてきました。
日が経つにつれて冷静になってくると、許せない気持ちより、離婚したくない気持ちの方が大きくなってきたのです。
今の現状よりも、離婚後のことを考えると悔しさや怒りは不安に変わっていったのです。

なんとかこの状況を改善し、仲良かった頃の夫婦に戻りたい、と焦った私は、妻とコミュニケーションを図ろうとしたのですが全然だめでした。
私が話しかけても無視されたり、私がイライラしてさらに話しかけると、今度は逆切れしてしまう始末。
まだ浮気相手と付き合っていると思い、妻の行動を調べたり、執拗にしつこく責めてしまいました。
妻とは一ヶ月間まともに話ができない状態が続きました。

「やはりダメだ、この人とは、もう離婚するしかない。」と、一度は覚悟を決めました。
でも、なんとか離婚回避したいと思い、妻へのアプローチの仕方を変えてみたのです。
夫と妻というよりも、友達のような感覚で接し続けました。

最初は、あまり妻の態度にも変化は表れなかったのですが一ヶ月間辛抱して貫いてみて、ダメなら諦めようと思っていました。
離婚を経験した姉のアドバイスもあり、それを信じて続けていきました。
すると、少しずつですが向こうから話かけてくるようになりました。
また、結婚する前の恋愛してるときの恋人のような感覚を思い出しました。
何故か懐かしかったのです。

今になると、冷静にこう思えるのです。
「妻も悪かったかもしれない。でも私も、妻のことを理解してあげる努力が足りなかった」のだと。
とにかく、妻と会話ができるようになったことが大きな進歩だと思っています。