国際離婚を円滑に。
ヨーロッパで国際離婚にルールが出来ました。
欧州連合(EU)は、夫と妻で国籍の異なる夫婦の「国際離婚」を円滑に進めるための規制案で合意した。EU域内での国際離婚は年14万件 あるとされる。どの国の民法・家族法を適用して離婚手続きをとるかでトラブルが多発していたためルールを明確にした。加盟27カ国のうち適用するのは当面 はドイツ、フランス、イタリア、スペインなど14カ国にとどまるが、EUでの社会制度の統合・調和が一歩前進する。EU加盟27カ国の司法・内相が合意し た。欧州議会の承認を得れば、年内にも新ルールが施行される。希望する一部の加盟国だけで共通のルー ルを定める方法は、昨年12月に発効したEUの新基本条約「リスボン条約」で決めたもので、今回が初の例となる。例えば、夫がフランス人、妻がスペイン人 でイタリアに長く住んでいた夫婦が離婚する場合、夫婦が合意すればフランスとスペインのいずれかの 離婚手続きを使うかを選べる。夫婦が合意できない場合はイタリアの手続きが適用される。(引用:日本経済新聞)
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国際離婚は、制度の違いでなかなか決着がつかないことが多かったようです。この制度が出来れば今までの問題は多少解決しやすくなるのではないでしょ うか。
日本もこの制度を見本に積極的な法律をどんどん作って欲しいところですね。