国際結婚 離婚後トラブル

国際結婚した夫婦が離婚し、どちらか一方が自分の国に帰国。
その後、もう一方が会えなくなるという問題が起きているそうです。
国際結婚した夫婦が離婚した際、夫婦の一方が子どもを連れて自国に帰り、もう一方が子どもと引き離されて会えなくなる事態が、各国で問題になっている。こうした問題に対処するための国際条約「 国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」に日本が加入していないことから、日本人の親が子どもを日本に連れ帰ってトラブルになる場合もある。

 日本ではあまり知られていない問題だが、日本に帰ったまま何年も連絡の取れない息子と娘を心配するカナダ人の父親がニュースで紹介されるなど、欧 米では国境をまたいだ子どもの「連れ去り」に対して関心が高い。カナダから日本に連れて行かれた未解決ケースは30件あり、国別にみると最多だという。

 また、米国大使館によると、米国から日本に子どもが連れて行かれたままの未解決ケースが47件(2008年5月現在)。国別ではメキシコ、インドに次いで多い。

 日本は同条約に加入していないため、海外にいる親は、日本政府から子どもの居場所を探すなどの協力を得られない。

 逆に、日本から海外に子どもが連れ去られた場合にも、日本の親は日本政府を通じて子どもの返還や面会請求をすることができない。

 カナダ外務省領事・緊急事態管理担当次官補のビル・クロスビーさんは、「この条約によって、子どもは両親どちらにも会う権利を維持できる。日本人の国際結婚は増えており、日本人にとっても条約は有用だ」と指摘する。

このニュースを読む(引用YOMIURI ONLINE)

親が子供に会えないという事は、

子供も親に会う機会を失わせているという事ですから、

こういった問題は解決してもらいたいものです。