貧困女性の支援ネット
母子家庭が増える中、女性の格差や貧困が取りざたされる中、
それを解決に取り組む団体が9月末に結成されました。
それを解決に取り組む団体が9月末に結成されました。
「格差」や「貧困」が社会的な問題となる中で、「女性の貧困」の解決に取り組む団体が設立されることになった。9月末に東京都内で設立集会を開く。新しくできる団体の名称は、「女性と貧困ネットワーク」。
母子家庭を支援するNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」、女性団体「ふぇみん」、女性の労働相談を行う「働く女性の全国センター(ACW2)」、個人加盟の労働組合「女性ユニオン東京」、女性野宿者のグループ「ノラ」などのメンバーが参加している。
新団体の基本理念は、「貧乏でも安心 女性で安心」。28日午後1時半から、東京・神宮前の千駄ヶ谷区民会館で設立集会を開く。当日は「私の貧乏体験」の発表やシンポジウムのほか、物々交換のフリーマーケットも行う。
近年、「ワーキング・プア」や「格差」が大きな社会問題となっている。しかし「日雇い派遣」や「名ばかり店長」など、男性の問題としてとらえられることが多い。
実際には、働く男性に占める非正規雇用の割合は2割以下にとどまるのに対し、女性では5割を超える。働く女性の4割以上が年収200万円以下という現状がある。
「女性は男性に養ってもらえばいいという時代ではない。離婚や失業で貧困に直面した時に、女性の方が深刻な問題を抱えやすい。女性の貧困解決のた めに声を上げたい」と、呼びかけ人の一人でACW2の伊藤みどりさんは話す。どんな支援団体があり、どこに相談すればどんな支援を受けられるか----といっ た情報を得られるようにネットワークを作り、「女性が貧乏になっても安心できる仕組みを作りたい」と意気込む。
このニュースを読む(引用YOMIURI ONRINE)
女性も一人で生きていける時代にしないといけないのですね。