夫に顔を見られ離婚申し立て

女性があまり肌を見せることは好ましくない。中近東のほうでは当たり前だそうです。

しかし、夫婦間でも顔を見たらアウトらしいです。

中近東のほうでは女性があまり肌を見せることは好ましくないということは、文化的・宗教的な常識として日本でもよく知られています。

ところが驚いたことに夫婦間ですら、女性が男性に顔を見せないケースがあるようです。寝ている間に顔を見られたということで、離婚を申し立てる事件がありました。

この50歳の女性は結婚してから30年もの間、一度も夫に顔を見せたことがありません。彼女の出身地である南西にある村での伝統なのだそうです。

常にベールを被ったままで生活をしていたわけです。


ところがある日彼は、彼女が寝ている間に彼女のベールをめくってしまったのです。

それに気づき、許しがたいと妻は家を出ました。

夫のほうは、もう二度としないと謝罪しているそうです。

こういったケースは以前にもあり、10年一度も顔をみていない夫が妻のベールを取ろうとし、そのときも妻が別れると脅したそうです。そのときには夫に二度としないという誓いを立てさせ、別れることを踏みとどまったらしいのです。

別のケースでは、顔を見せてくれないなら別の女を妻にすると言われた女性が、顔を見せない伝統を強く重んじていない友人を彼の妻にあてがったそうです。

さらに驚くことには、ある70歳の女性は夫だけではなく、子供にすら一度も顔を見せたことがないそうで、家族の伝統であるとしています。

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日本では考えられませんが、その国では常識なんでしょうねぇ。