偽装結婚 容疑者逮捕
30年余にわたり数百組の偽装結婚を仲介していたとして、
ブローカー酒見良保容疑者(71)を逮捕していたことがわかったそうです。
日本人の男と韓国人の女を偽装結婚させたとして、警視庁が、埼玉県朝霞市岡1丁目、ブローカー酒見良保容疑者(71)を電磁的公正証書原本不実記録・同 供用容疑で逮捕していたことがわかった。酒見容疑者は30年余にわたり数百組の偽装結婚を仲介、7千万円以上を得ていたという。
組織犯罪対策1課と牛込署などの調べでは、酒見容疑者は05年7月~07年1月、29~59歳の日本人の男と、31~38歳の韓国人の女5組の虚偽の婚姻届を役所に提出した疑い。5組の男女らも同容疑などで逮捕。酒見容疑者については9日、追送検した。
酒見容疑者は「韓国人の男の手伝いで、76年からブローカーを始めた」と供述。90年ごろに独立し、東京・大久保などで韓国人とのつながりを築き、口コミで客や相手の男を集めていた。客は、短期滞在資格で来日し、永住資格を希望するスナック従業員の女らという。
外国人が日本人配偶者資格を得るには、日本人側の在職証明書が必要。酒見容疑者は歌舞伎町などを所在地とする三つのペーパーカンパニーを設立。偽装結婚の相手となる男らが実際には無職でも、これらの会社の社員と偽る証明書を発行していた。
韓国人の女は酒見容疑者に手数料として、女が相手の男を用意できない場合は20万円、用意できる場合は10万円を払っていた。相手となる男には、女から当初60万円が報酬として渡り、在留資格の更新時にはその都度60万円が払われたという。
酒見容疑者は容疑を認め、「ほかのブローカーより安い手数料」と供述しているという。同庁は、結婚と離婚を繰り返させるなどして手数料を稼ぎ、約30年間、偽装結婚の報酬だけで家族と生活していたとみている。
東京入管が同庁に「07年10月までの約3年間で同一グループによる偽装結婚の疑いが52組ある」と通報。提出書類の筆跡が酒見容疑者のものと一致したほか、婚姻届に必要な証人が大半のケースで同容疑者になっていたことがわかったという。このニュースを読む(引用asahi.com)
捕まってよかったですねぇ。